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2025/05/09

忍びながらも押している(M.T.)

 「巧言令色鮮し仁」ということにこだわっている。これは自分自身、口下手なこともある。いわば口数、言葉数を並べて、相手を圧倒するということは好きでない。むしろ相手にいかに想像させ、考えさせるかという非言語コミュニケートに興味がある。

 だからしゃべっていていつも饒舌な人間に押される。しかしここで単に押されているのではなく、空手で言う、押忍の心。すなわち忍びつつも相手を押している。相手に押されてはいるが消極的耐えているのではなく、迎え撃って応戦している。そういう喋りを目指している。しかしこれは得てして受け身になりがちである。だから先手必勝という、最初から仕掛けられて、相手のペースに巻き込まれたら負けてしまう。それは避けねばならない。

 「空手の心に先手なし」というが、やはり先手を取ることも考えねばならない。その意味で「言い勝ち功名」という、多少とも筋の通らぬことであっても、積極的に話す人の思い通りに世の中は動いていくということも正しい。しかしその場合でも図々しく出しゃばるのではなく、遠慮と慎みを持ちつつ、控えめにということを忘れたくない。

2025/05/08

お笑い芸人を彼に持つ娘(M.T.)

 今日は舞ちゃんのカラオケ喫茶とは違う、立花にあるKSという店に行く。そこには理沙ちゃんと言う舞ちゃんより十下の、三十になったかばかりの、雇われママがいる。十二年前に神戸の大学に合格し、愛媛から上阪したらしい。舞ちゃんと一緒で見るからに接客が上手な子で、誰からも愛され、いつも笑顔で、周りに笑いが絶えない女性である。舞ちゃんの方が西宮に住んでいるせいか上品だが、彼女の方がお笑い芸人を彼にしているせいか、突っ込みのタイミングなど笑いに対する造詣は深いかもしれない。どちらもしっかりした強いところを持っているが、たまに見せる女の弱さというのがたまらなく感じる。そんな時は男としてしっかりしてやらねばと思う。

 今日どんなハプニングが起こるか楽しみである。

2025/05/08

千葉真一を偲んで(M.T.)

 故千葉真一が書いた「侍役者道」という著書を読んでいる。僕は千葉真一の演技というのが好きで、特にその目、眉が素晴らしい。単に男前だけではない、そこに深い侍としての迫力が携わっている。特に若い頃、昭和四十年代後半から五十年代にかけて撮影された武術、アクションものは、その武術アクションもさることながら、その目と眉の睨みからくる圧倒的迫力は右に出る者はいないだろう。

 それから、キーハンターの一話で見せたハリウッド俳優ばりの、女々しいそれではなく男らしいが、優しく、紳士的なウインクも素晴らしい。かわいい女性のウインクも男性の心を奪うものがあるが、僕はその千葉ちゃんのウインクに一遍に心奪われた。俳優が目の表情や表現力が命だが、それを千葉真一の映画を見ることにより、学び感じるものがある。

 映画のシーンだからそんな汚らしい、醜いものはないが、悪を睥睨する目、怒りに燃え上がって釣りあがった眉。どれも素晴らしいのである。まさに芸術である。

2025/05/07

目的意識と隗より始めよ(M.T.)

毎朝朝礼の時にストレッチ&体操をやる。皆で号令かけてストレッチをやる。一人ではやる気にならないが皆でやったら興味をも湧いて楽しい。更に興味を持つためには、目的意識を持って、ストレッチすることだろう。例えば僕ならば格闘技に生かすため日々の身体の柔軟が役立つというように。首を回すことが最近首が回らなくなって動きがぎこちなくなっているのを少しでも改善出来るという狙いを持ってやったら、なおの事丹念に、丁寧に首を回すことになる。

 それから前から気にはしていたが、特にこのところ腹が出てきて気にしている減量である。今日は五時に菓子パン一つだけ食べて昼まで、口にしないつもりである。この焼け石に水、取るに足らないことと馬鹿にされるようなことから始めることが大切である。そしてそれを先延ばししてはダメである。今今日のこの時から始めねば一向に始まらない。隗より始めよとはまさにそのことを指す。

2025/05/02

Y君の折り合いとうたた寝の効用(M.T.)

 昨日二週間ほど休んでいたY君というのが帰ってきた。休んでいた理由というのが、前に紹介したK君が仕事中にポケットカラオケをやって歌を歌い出すその声が、煩くって仕方ないというものだった。

  K君というのも寂しがり屋で、黙ってシーンとした中で仕事するのが苦手なようだ。だから誰かとやり取りしていなければモチベーションが上がらないらしい。どんな事業所でも人それぞれ何らかの問題は抱えていて,様々な人間と付き合い、ストレスを抱えつつ仕事する。K君にも職員の方から注意があったゆえ、Y君としては我慢するところは我慢して折り合いをつけていくしかない。

 話は変わるが少し眠い。これを打っている最中にこっくりこっくりする時がある。しかしそれもパソコンの再起動と同じく、不純なものを忘れ去り、必要なものだけ残せすスリム化の役割を担っている。それ故うっつらうっつらとするのも、活動、休眠というリズムに合致した様態なのかなと思う。


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