700キロにもなるサツマイモの収穫が終わり、次は種から育てているタマネギの新しく定植する畝づくりをしていたところ…
職員さんのほうから、寒さで椎茸が出てきていると朗報が。
念願のしいたけ狩りの解禁です!
僕が農園にかかわり最初に大きな作業に取りかかったのが、この原木しいたけの菌打ちでした。もう一年半前のことになります。
ようやく収穫を迎えるのは感情深いものがありました。
辺り一帯が椎茸の香りに包まれていて異世界のような感覚。
2週間前に、こっそり覗いたときはまったく成長していなかったのに、オバケしいたけ(成長しすぎたもの)が多々ありました。
これからこまめに確認して収穫していかないといけませんね。
椎茸には「菌床」と「原木」があるのですが、これは栽培方法の違いです。
菌床は人工的に養分を与えて3ヵ月ほどで出来るのに対して、原木は2年ほどの月日がかかります。
クヌギの原木に菌を打ち込み、自然の力だけで成長する完全な無農薬栽培です。
食品の店頭に並ぶのはほとんどが菌床しいたけです。
なかなか味わえない原木しいたけは、3大うま味成分のひとつ「グアニル酸」がたっぷり含まれており、カルシウムの吸収をサポートするビタミンDが豊富な健康食材。
私たちの喫茶店パピーナにて店頭販売もいたしておりますので、ぜひ一度足をお運びくださいませ。