2025/05/01
将棋とは問題解決の連続(M.T.)

昨日は久しぶりに将棋クラブのマスターに勝った。向こうの堅実な手が僕の思い切った技の軍門に下った。
元はと言えば相手の角切りの銀交換による飛車と金への割打ちからの優勢を、僕がもらった角を有効に使って逆転したという構図だった。向こうも角を切ってもう一方の飛車を有効に使って、優勢に持ち込まねばならないのに、それをやらずせこい手を使ったところに、大駒をもらった僕の逆転する余地があったということだ。
最後向こうの駒はスカスカだったが詰みにくい態勢に会って、するする駒の間をすり抜けられたが、最後は駒得による物量作戦で押しきった。
将棋というのは人生と同じで問題解決の連続である。相手も個性があるゆえ、色々想定外の手を打ってくる。それに対し一手一手誠実に抜け目無く対処していかなければならない。それゆえ勝つということに限らず、目的を成し遂げたときは本当楽しい。一生続けたい趣味である。