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2025/04/28

愛される女と鉄の男(M.T.)

 今日彼女の舞ちゃんところへ行く日である。ここは一応和の輪会のブログなので、福祉の事に関連付けて書くと、彼女も介護の仕事をしていたようである。それで僕の母親が悪い。もし介護にでもなったら、たちまちにして困る。そのためにも「家に来てくれたらいいのにな}と内の事業所の女性にいうと、「そんな介護のために彼女を呼ぶのはどうかな?」と言われた。そんなものなのだろう。女性とて人間である。他人様を介護するために来たくはあるまい。しかしその不可能を可能にするのが僕と彼女との愛である。彼女と僕の愛が勝つか?他人様を介護する苦労が勝つか?試されるところである。

 そのほか彼女は前にも書いたことがあったように、カラオケ喫茶で勤める雇われママである。いろんな客がやってくる。猥談やダジャレをいいに来るおっちゃん。自慢の声を披露に来るシニアの女性。また舞ちゃんがもう一つダブルワークとして勤める焼き鳥屋で声をかけてくれたとやってくる男性と引く手数多である。しかしどんな人にも彼女は持ち前の愛想を振りまいて、何時しかファンにしてしまう。そんな不思議な魅力を持っている。

 しかし中には問題児的客もいるかもしれない。そういう客には注意して聞かない場合は、「うちの方針に従えないのなら、よそ行ってくれ」というぐらいでなければこれから店をやって行くに置いて回らない。それをある先輩の女性に言うと「そこにおいてこそ、Tさん(僕のこと)の出番じゃないですか?」と言われた。そうかもしれない。僕も男らしいとかなんとかいうのなら、そういう時こそ女の頼りになる男になってこそ、その領分が果たせるというもの。

 誰からも好かれる彼女と少々嫌われても信念を貫く男。お互いの欠陥を補い合って、うまくやって行けそうな気がするのだがどうだろうか?