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今日彼女の舞ちゃんところへ行く日である。ここは一応和の輪会のブログなので、福祉の事に関連付けて書くと、彼女も介護の仕事をしていたようである。それで僕の母親が悪い。もし介護にでもなったら、たちまちにして困る。そのためにも「家に来てくれたらいいのにな}と内の事業所の女性にいうと、「そんな介護のために彼女を呼ぶのはどうかな?」と言われた。そんなものなのだろう。女性とて人間である。他人様を介護するために来たくはあるまい。しかしその不可能を可能にするのが僕と彼女との愛である。彼女と僕の愛が勝つか?他人様を介護する苦労が勝つか?試されるところである。
そのほか彼女は前にも書いたことがあったように、カラオケ喫茶で勤める雇われママである。いろんな客がやってくる。猥談やダジャレをいいに来るおっちゃん。自慢の声を披露に来るシニアの女性。また舞ちゃんがもう一つダブルワークとして勤める焼き鳥屋で声をかけてくれたとやってくる男性と引く手数多である。しかしどんな人にも彼女は持ち前の愛想を振りまいて、何時しかファンにしてしまう。そんな不思議な魅力を持っている。
しかし中には問題児的客もいるかもしれない。そういう客には注意して聞かない場合は、「うちの方針に従えないのなら、よそ行ってくれ」というぐらいでなければこれから店をやって行くに置いて回らない。それをある先輩の女性に言うと「そこにおいてこそ、Tさん(僕のこと)の出番じゃないですか?」と言われた。そうかもしれない。僕も男らしいとかなんとかいうのなら、そういう時こそ女の頼りになる男になってこそ、その領分が果たせるというもの。
誰からも好かれる彼女と少々嫌われても信念を貫く男。お互いの欠陥を補い合って、うまくやって行けそうな気がするのだがどうだろうか?
昨日は立花のKSというカラオケ喫茶に行った。そこは舞ちゃんとは違って理沙ちゃんと言う雇われママが働く。彼女も直接この事業所とは関係ないが、クラウドファンディングをやるために、パソコン操作を教えてもらえないかという狙いで繋がった。舞ちゃんよりさらに十下の今度の七月で三十歳になる若いぴちぴちギャルである。
元イベント会社に勤めていて、音楽の方も学生時代吹奏楽をやっていた、芸術肌で気さくな子だ。夜の飲み屋業界も長く、耳年増なのか、三十でありながら、「子供だなんて思ったら お間違いよ 女の子」というセリフがよく似合う何でもよく知っている子である。しかし三十という若さ、しっかりとしたところがある半面、時々弱さも見せてそれがたまらなく男には守ってあげたい衝動に駆られる。普段強気で、弱さなど見せない女性がふと弱さを垣間見せたとき、男はたまらなくいたい気なしおらしさを感じる。
さっきも言ったようにこのようなことはプライベートに当たり直接仕事とは関係ないように見えて、こうして会社のブログを書く材料として持ち出すことによって、結び付いている。そしてそこで体験した感動や喜びはこうして仕事でブログを書く励みとなっている。昔からこのような商売の女性は水商売の女として、一段下げて見られたいたが、僕ら男にとって貴重な存在として改めて見直したい。
福祉の闇について考えている。闇だから福祉にいる人間にとって、あまり面白くない耳の痛い話かもしれない。福祉は女所帯ゆえ、男を女々しくしてしまう。僕は格闘技を習っているのだが、言わばそれとは対照的な世界である。女々しくといえば弱弱しいということをイメージしてしまうが、その従事する人間にもたくましく、忍耐強い人もいる。
しかし勇気に欠けるところがある。「でっかい奴が勝つならば あたりきシャッポのこんこんちきよ ちびが勝つから 男が惚れた」というようなところがない。「長いものには巻かれろ」で権力に対しては従順で、上の者にはよう文句言わないところがある。いわば福祉は女の権力者が多いゆえ、下の者、利用者は上の者に対してよう物申さないのである。
しかしその不満の矛先は一体何に向けられるのだろうか?僕なら文章において昇華しようとする。それが出来ぬ者は、どうするのだろうか?その辺に闇が潜んでいるように見える。。
それと思うのは福祉は一つの目的に向かって、集団主義が発揮できにくいところがある。それ故自分のためではなくみんなのために、全体のために考え行動するということが疎かになる。従って奉仕や忠誠心というものが生まれず、高い道徳観念が育たない。言わば女は輝いても男は没落する社会なのである。
この事業所のB型の就労の現場で、賄いの料理を担当しているのがN君である。彼は家でも両親が悪く、その料理を作っている。素人ながら料理のちょっとした隠し味やコツを知っていて、粗削りだが磨けば光るものをもっている。
彼は以前極度に肥満していて、動作もスローモーだったのだが、ダイエットに成功し、今は小柄だが中肉中背の筋肉質の身体を取り戻している。その体験を基にした手記も書いていたが、それは少しとん挫しているようだ。
利用者のT君とも仲が良く、週末は一緒に伊丹で卓球したりバドミントンしたりして、運動不足を解消している。
現在彼女募集中のようだが、フェイスブックなどで盛んに交流を図るものの、大概筆禍るのは詐欺まがいの投資話を持ち掛けるハーフで、「そんなんばっかりか?」と嘆き節を漏らしている。。
その利用者というのは、三年目のこの事業所の中では古株で、彼女いない歴五十九年の男だった。それが去年の八月にその彼女と出会い、つきあい始めたらしい。
彼女は直接はこの事業所とかかわりがないが、その利用者は、彼女のために事業所のインターネット販売で買ったバッグを、誕生日プレゼントに挙げたようだ。
昨日も彼女が勤めるカラオケ喫茶に行ったら、その鞄にこれまた彼がプレゼントした、大阪万博のキャラクター人形である、「ミャクミャク君」を結び付けて提げて来てくれたらしい。
将来の夢として結婚までしたいようだ。昨日も聞くところによるとカラオケで、西城秀樹の「ちぎれた愛」を歌った。そしてその彼女がいる横で、「好きだ 好きだよ 好きなんだよー」と吠えて、その純真さ故に耳タブが赤くなるほど照れて、恥ずかしがったみたいだ。彼女がどう反応したかまではわからないが、何かラブラブに愛のエネルギーにその空間が満たされたという。
見事ゴールインしたらこの事業所で初のカップル誕生。我々も応援したいものだ。