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2025/05/21

殺めた意識が希薄(M.T.)

  今日はエンディングノートというセミナーの介護、延命治療編の講義に行ってきた。それで何がきっかけか忘れたがウクライナの戦争の話になった。それでドローンを使った攻撃なので、実際人の手を使った殺し合いじゃないので、人を殺めたという罪悪感はわかず、ゲーム感覚で人を殺すことになってしまう。それで平安時代の源平合戦で、わずか十六歳の少年である平熱盛を断腸の思いで斬った熊谷直実が多くの人を殺めたことを罪に思い、法然上人の下へ出家したと言う話になった。同じ人を殺すことには違いないが、前者は機械によって殺めてしまい、人間が人間を殺したという感覚は希薄になってしまう。

 その分刀で人を殺めるのは残虐だが、人間性ということで言えば、ゲーム感覚で殺すドローンで殺すより、ましかもしれない。それ故、一時的怒りや衝動で起こさせるような仕組みにしてはいけないし、もし仮に起こりそうになってもブレーキがかかるような仕組み作りをしなければならない。

 それと戦争や戦いというのは男の世界だが、そこにおける女性の果たす力というものにも着目したい。ひょっとしたら第二次大戦以降まだ第三次世界大戦が起こってないのは、民主化による女性の力によるところが最も大きいのかもしれない。ただ一方で男の男らしさがなくなり、戦争が起こりそうになったら、それと勇敢に戦って食い止めようとする力も弱くなくなりそうな気もするが。

2025/05/20

希望覗く講義(M.T.)

 明日はエンディングノートというテーマのセミナーで、介護、延命治療編を受けます。その講師は僕より五つ下の既婚の女性なのだが、仏教に帰依しており、終活というものを仏教の死生観を下にわかりやすく解説してくれる。またそのスピリットにとどまらず、エンデイングノート、終活、相続、保険、葬式、お墓そして資産形成など多岐にわたって豊富な知識を持っている。それだから今度の介護、延命治療についてもいろいろな蘊蓄を語ってくれることだろう。

 そして自分の知的なことを誇示するというより、胸を打つ熱い涙の方を重視する人で、それと同時にそれに関連づけたお金の使い方を追求する人である。地獄の沙汰も金次第、阿弥陀の光も金次第、金というものには生きていくにおいて、絶えず追われ続けるものである。そんな中で、彼女の講義を聞いていると、なにがしか希望が見えて来るのである。

2025/05/20

アンチテーゼが思想(M.T.)

 N君が幻聴がひどいということで休んでいる。僕も思い起こせば幻聴がひどくて、ずいぶん悩まされ困り果てっていた時期があった。最初は車の走る音が、人の声のように聞こえ、一晩中眠れなかった。そして今でも幻聴は時として聞こえるのだが、それは幻聴というより空耳で、むしろ自分のことを思いやった応援してくれるものである。それこそひどいときは、「あほ」だ、「馬鹿」だと否定するような声が聞こえ、それに相手になるのにしばらくの間、何かの手を止めて奇行に走ることもあった。

 ある先生が言うにはそんなことばかり思い出していたら、また同じような事態になる可能性があるので、ほどほどにしといた方が良いという。そうかもしれない。ただ今同じように苦しんでいる障碍者の声を聴き、一見彼らが何を苦しんでいるのかわからないゆえ、それを理解すべく、かつてのことを思い出して同苦してやるということも、善行為なのだろう。

 しかし一応僕は幻聴を克服した。それ故「この俺を真似ろ。第二の俺になれ」という気持ちで、そういう障碍者には接してゆく。その意味で今の福祉のあ地テーゼ的接し方である。しかし思想とはアンチテーゼを指すと思っている。言ってみれば集団主義が主流の時は個人主義が、個人主義が主流となった今では集団主義が思想と言える。

2025/05/19

僕という人間が試される時(M.T.)

昨日とある女性と晩御飯を共にした。その女性はカラオケ喫茶で知り合った女性で、僕と同じ福祉の仕事をしている人である。 そのことを舞ちゃんにも断った。その時に、その女性は美人である。だからもし仮に魔が差してホテルまで行ったとしても、「ここまで誘っておいてごめん。僕には彼女がいる。だから裏切ることはできないよ」と、手首を切る思いで、断ち切るよと。そこまで君に賭けている。君はそうするに値する女だよと。

 そういうシチュエーションに身を置いて、自分がどこまで舞ちゃんを愛しているか、単に口だけの人間でないのかを試してみたい気が合った。勿論こういうことは周りから嫉視の目で見られることである。それゆえに思っている以上に危険なのかもしれない。しかしこういう嫉妬や羨望渦巻く中で、暮らすのも悪い気持ではない。

2025/05/19

カードゲーム(M.T.)

 カードゲームについて話は少し進んだ。N君が動いて今企画書作成している。マザーアースという合同会社でやることになっているのだが、その代表である僕が出資してその事業は発足することになる。その会社は、社団法人和の輪会のライトアップ事業所と同じ理事長が経営していて、その中でIさんが考案したカードゲームを売り出そうというプロジェクトが、立ち上がっているのだ。

 まず僕らがやらねばならないことは、事業所内で、ゲームをもっと興じること。そして皆にこういう面白い、しかも動物の生態系についての知識も得れて、頭を使うのにもよいゲームがありますよということを周知してゆかねばならない。そしてそこにおいて皆が愉しみ、是非ともまたやろうと誰ともなく声があがるぐらいにもっていかねばブームに火をつけることなんてできない。

 そしてルールがわかってくれば徐々にどうしたら勝てるか、どうしたらうまくやれるかについて皆が互いに競い合い、切磋琢磨するぐらいでなければいけない。そして攻略法、必勝法なるものを編み出してゆかねばならない。

 ただあまり勝利至上主義になると単に楽しみだけでやっている人にはうっとしいことかも知れない。ただこれを売り出す主体となる内の事業所としては、単に楽しみに興じるものだけではなく、社を挙げてのプロジェクトとして、各自が自覚してほしいものである。

一般社団法人和の輪会

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