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2025/05/29

福祉に必要な人(M.T.)

 さっき職員のHさんと話していた。こちらの女性はKさんとは打って変わって、物腰の柔らかい、優しい女性である。Kさんは軍隊調といったが、H
さんはまさに福祉の包み込んでくれるような包容力ある女性である。Kさんに会わない人はHさんに、Hさんに会わない人はkさんに会うのかもしれない。それ故両方の特徴を持った人がそれぞれいてくれた方が、色々な利用者に対応できる。福祉は得てしてHさんタイプの人が多い。それ故、悪いことをしたらガンと頭をぶん殴ってくれるような人がいないというか?勿論それでもKさんが利用者の頭をぶん殴るようなことはしはしないが、そのような勢いのある人というか。それ故、K君みたいなタイプの男を制しておとなしくさせることが出来るのだろう。従ってこれからの福祉は、Kさんタイプの人間、それとHさんとKさんの間を取り持って、その間に立つような人間を必要とするのではないだろうか?
2025/05/28

K君には軍隊調で行くべき(M.T.)

 K君の調子が悪い。僕ら年上を平気で呼び捨てにしたり、非礼な言葉遣いをする。話していても危なっかしくいつ叫びだすかわからないような、せわしない話し方をする。あれは何かの言葉のひっかかりで、口論になりかねぬ精神状態である。あれでは嫁さんも話したいくないという気持ちもわかる。何とか改善する方法はないものか?腐心しているがなかなかいい方法、名案が浮かばない。まずはやはり彼が苦しみ、悩んでいるのを同苦してやることだろう。それなくして彼に寄り添うことはできない。それは僕らにとっても苦しいが、それをすることなしに、彼を救うことはできない。
 朝から嫁さんと口論をしたらしい。本当ひょっとしたら狂う一歩手前かもしれない。非常に危ない状態である。何かに悩んでいる。それを察してやらねば。
 今職員のKさんの命令の下、賄いの調理をしている。Kさんの命令は厳しいがあれぐらいでなければ、K君を制することはできない。まさに前ここでも取り上げた軍隊調である。勘違いされては困るのは僕はこれを批判しているわけではない。むしろK君のよう何をしでかすか、何を言い出すかわからないような調子の悪い人間には、軍隊調で行かなければとてもじゃないが手に負えないと、そのKさんを絶賛しているのである。
 少しさっきより、その軍隊調の命令が功を奏したのか、K君の態度が少し和んできた。K君の扱いはKさんがべらぼうにうまいようである。K君の表情に笑顔が出始めた。
2025/05/28

夫婦不和の仲裁(M.T.)

 明日K君の夫婦不和の仲裁に入るため、その奥さんと三人で、夕食の場を持つ。K君が言うには、水道光熱費はK君が払うことになっているが、K君が今金に困っていて、支払えなくなっている。それ故嫁さんにも援助してもらいたいのだが、嫁さんは一切のその話に応じてくれない。そしてそのK君はK君で、その水道光熱費を支払うために奥さんに内緒で、金融に借金をしているという。これだけみれば奥さんがそのK君に金銭的協力していないように見えて悪者のようだが、そのK君というのも金使いが荒く、その借りた借金を他の遊びにも使っているようである。
 それらの問題を奥さんにどう納得させて、共に借金を返していけるよう持っていけるのか?
 例えば今夫婦別会計にしてるらしい。これが近年何故流行っているかと言えば、共同会計にしたら、男性の方が力が強く、その権力をかさに、遊びで金を使い果たしてしまう。それこそ今現在嫁さんの方が収入が多い。にもかかわらず男性がすべて使いこんでしまい、自分が苦労して貯めたお金がすべて水の泡になってしまう。それを危惧してそういう道を選んだ妻は多い。要は男は信用されてないのである。
 しかし中には抱え込んだ借金を夫婦力を合わせて見事返しきり、成功した夫婦の美しい物語もある。
 それ故その嫁さんに最後の手段として、夫婦共同会計にして、ふたりで力を合わせて借金を返していくということをしませんか?と持ち掛けて見ようと思う。それを決意させるまで、K君というのは信じれませんか?そしてもしそれができないようなら別れるしか手はないと思うのですがと。最後通告を突きつけて決断を促してみようと思う。
2025/05/28

剛毅木訥仁に近し(M.T.)

 「巧言令色鮮し仁」、「剛毅木訥仁に近し」をつとに感じる。言葉を弄して自分のわがまま、勝手を押し通すということをする人間を多く見てきている。確かにいろんな言葉を使って詳しく、わかりやすく説明してくれるのはありがたい。しかし昨日のブログで書いたように、丁寧に言葉数多く説明しているが、結局は自分の自慢であったり、知識の誇示を、相手が興味を示してないのに押し付けていることも多々ある。よくそれは強く女性なりの悩みと権利を主張する人が、男性の権力者に対して不満を漏らすパワハラと言える。
 兎に角学術社会である。いっぱしの学問的知見を滔々と語る人間は大勢いる。しかしそれだけ大衆化しているだけに玉石混交で、仲には偏見に満ちた知見を語るという風に、そういうのは大概、その相手が興味を持っていないことを思いやることが出来ず、一方的に押し付けようとしている場合が多い。
2025/05/27

慇懃無礼(M.T.)

 昨日慇懃無礼について議論を戦わした。僕は丁寧な言葉を使っていても明らかに尊大ぶって人を馬鹿にしているような人間を数多く見てきている。また多少言葉は丁寧じゃなくとも、本当相手のことを思いやって、礼儀を尽くしてくれる人はいる。一応来客者には、寛容に振舞い、多少何か失礼なことをしても構いませんよという態度で以て、接していく。それが接客というものだろう。しかしもう一方でやっぱりこの人間は本当に信用の置けるかどうか、熱く、冷徹な目で見極めるという姿勢が必要なのではないだろうか?
 その意味で逆に訪問に行っても、向こうはさっき言ったように、多少とも失礼なことしても構わないですよという姿勢で臨んでくる。そしてだからと言ってこちら側としては失礼なことをしてはならないとするのが普通の考え方である。しかし逆に相手がそういう許す姿勢でいるんだから、言葉に甘えて、リラックスして当たるべきだと思う。それが本当の意味での相手への気遣いを持った接し方ではないか?そこで妙に構えて相手に失礼のないように失礼のないようにと恐縮するのは、僕はかえって慇懃無礼な感情を生じやすいと思っている。相手がリラックスしてくださいという姿勢を取っているのだから、それに共感して同調してあげることこそ、ほんとの意味での相手を気遣った振る舞い、所作だと思う。
 
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