明日K君の夫婦不和の仲裁に入るため、その奥さんと三人で、夕食の場を持つ。K君が言うには、水道光熱費はK君が払うことになっているが、K君が今金に困っていて、支払えなくなっている。それ故嫁さんにも援助してもらいたいのだが、嫁さんは一切のその話に応じてくれない。そしてそのK君はK君で、その水道光熱費を支払うために奥さんに内緒で、金融に借金をしているという。これだけみれば奥さんがそのK君に金銭的協力していないように見えて悪者のようだが、そのK君というのも金使いが荒く、その借りた借金を他の遊びにも使っているようである。 それらの問題を奥さんにどう納得させて、共に借金を返していけるよう持っていけるのか?
例えば今夫婦別会計にしてるらしい。これが近年何故流行っているかと言えば、共同会計にしたら、男性の方が力が強く、その権力をかさに、遊びで金を使い果たしてしまう。それこそ今現在嫁さんの方が収入が多い。にもかかわらず男性がすべて使いこんでしまい、自分が苦労して貯めたお金がすべて水の泡になってしまう。それを危惧してそういう道を選んだ妻は多い。要は男は信用されてないのである。
しかし中には抱え込んだ借金を夫婦力を合わせて見事返しきり、成功した夫婦の美しい物語もある。
それ故その嫁さんに最後の手段として、夫婦共同会計にして、ふたりで力を合わせて借金を返していくということをしませんか?と持ち掛けて見ようと思う。それを決意させるまで、K君というのは信じれませんか?そしてもしそれができないようなら別れるしか手はないと思うのですがと。最後通告を突きつけて決断を促してみようと思う。