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2025/08/06

農園の作業風景(Y.O.)


今回は私たちの農園の風景や作業場をご紹介したいと思います。
作業場として使用しているのはどちらも川西市にある山下と国崎になります。

主に夏野菜を育てているのが、山下の畑です(写真1枚目)
おおよその広さが、20アール、600坪
一般的な住宅であれば、約15棟は建物が建てられる広さですね。

今年は梅雨の雨も極端に少なく、異常な暑さが続いた影響で夏野菜の収穫も終わりが見えてきました。
新しくエダマメをお迎えして…(写真2枚目)
9月末ごろからサツマイモの収穫もはじまります。

少し山奥にあるのが、国崎の畑です。
こちらは畑だけではなく、作業小屋、タマネギ小屋、炭焼き窯もあり、
鳥のさえずりが常に聞こえていて自然いっぱいの風景が感じられますよ(写真3~7枚目)

こちらの畑は、8アール、260坪ほどですが
施設全体をまとめると3倍辺りになり、山下の畑よりもかなり広く感じます。

変わりゆく自然と作業場の風景をこれからも配信していきますので、また覗きにきてくださいね。

2025/07/28

野生のトマトとの出会い(Y.O.)


僕はこの事業所で月に一度、農業の研修に行ってます。
午前中は室内で講義があり、午後からは野外で実習となっています。

教えてくださる講師の方が気さくでユーモアのある先生でして、書籍やネットからでは得られないたくさんの知識をいただけます。

先日こちらの研修場の農園で、野生のトマトとの出会いがありました。
野生と普通のトマトの違いとは?と思われるかもしれません。

トマトは、茎が折れないように支柱に固定してワキから伸びてくる芽を取りながら1本軸で育てていきます。
よけいな成長エネルギーを使わないために実に栄養が集中して甘いトマトができる。という育て方が一般的なのですが
僕は、せっかく成長しているワキ目をぶちぶち切ってしまうことに抵抗を感じていました。
トマト栽培歴も長くない自分はその育て方に従って育てているのですが…

野生のトマトは、手入れも何もされてなく芽はあちらこちらに伸びきっている。支柱に縛りつけられてもいないので、地べたにも着いてしまっている。どこからがどのトマトなのかもう訳がわからなくなってる!

トマトは地べたに付くと病気になりやすい。なのに、病気にもならず妙にイキイキとしていて、なんでだろうと思いよく観察してみると、たくさん伸びた芽や雑草がクッションになって助け合っていたんです。

僕はこのとき、自然に無駄なものはないのだとより感じるようになり
人がおいしいとお野菜を食べるだけではなくて、植物にとっても清々しく成長できる育て方をしてあげたいなと。大きな目標に気づかせてもらえた一日となりました。



その後、講師の方に野生トマト大きくなりましたか?!と目を輝かせて質問したところ、
「ジャングルのようになってて収穫大変やから育てるのやめた」と笑顔で言われてしまい、こちらも笑ってしまいました。

自然との両立の道はまだまだ険しそうです。

2025/07/22

新鮮な無農薬野菜を販売中です!

私たちが川西市で育てております、地元の無農薬野菜は、
喫茶パピーナの店頭にて【 100円 】で、お求めやすい価格で販売いたしております。

ギュッと実が引き締まった新鮮なトマトは栄養たっぷりで、スーパーに並ぶものと比較していただけると違いがはっきり分かると思います。
とても甘くなっていて、お弁当やサラダにも。僕の一番のオススメ野菜です。
何にでも使えるトマトおひとついかがでしょうか?

他にも、
ピーマン5つで100円、ナスは3つで100円、
スーパーにはあまり並ばない辛味のない万願寺トウガラシや、肉厚な丸ナス等
いろんなお野菜を取り揃えてお待ちしております。

不定期ではありますが、新鮮野菜を使ったお惣菜も販売しています。
これらのお野菜は喫茶パピーナ店内のメニューでも味わえますので
ぜひ、足を運んでみてくださいね。


時期によって売り切れとなるお野菜もありますので、ご了承ください。

2025/07/14

農園で育てているお野菜の紹介・後編(Y.O.)

お野菜の紹介の後編です。


1枚目、2枚目の写真にある玉ねぎ、ニンニクはすでに収穫は終わっていて小屋に干している状態です。
今年は鹿の被害があり、去年の1/3ほどしか収穫できませんでした。
もともと、鹿は匂いの強いものを嫌い玉ねぎニンニクは食べないらしいのですが、それでも葉を食べにくる…よほど私たちが育てている野菜がおいしい?
生産者にとっては嬉しくない悲鳴なのですが、鹿対策が急務となっています。

3枚目のはゴーヤ(にがうり)です。
小さな実がたくさん出ていて、来週から収穫できるかなといった状態です。

4枚目のオクラは只今、収穫真っ盛りです!

5枚目の写真はサツマイモになります。
13畝ほど使っていて、畑のなかで一番大きな面積を使用しています。
ツルが伸びてきたら先を切って、新しい畝に増やしていくことができます。
育てている品種は紅はるかです。収穫が楽しみ!

6枚目、7枚目のかぼちゃ、スイカも大分成長していますよ。
スイカは去年も育てていたのですが、こちらもまた鹿の被害に遭い収穫には至りませんでした。

今年は畑の場所を変え、さらに僕が参加させていただいている三木市の農業研修で繋がりができました兵庫県猪名川町にあるB型事業所「ソーシャルファームかがやき」さんより、鉄柵を譲り受けました。ありがとうございます!
この柵をアライグマ対策に使わせていただいております。

大切に使わせていただきますね。

2025/07/07

人も植物もケアが必要(Y.O.)

あっという間に梅雨が明け、異例の真夏日となりましたね。
人だけでなく野菜たちも急な暑さにバテているようで、葉が弱っていたり、実が不完全にできていたりと、野菜たちの熱中症対策に追われる一日となりました。

たっぷりお水やりをしたあとは、下葉を落としてカビが来ないように風通しをよくしてしていき、
暑さのせいか、本来まだ出てこない害虫が出てきていて放っておくと広がってしまうため、細かくチェックしていきます。
それぞれのお野菜の状態をみながら、最後に収穫となります。

いくら夏野菜といえど、この暑さは厳しいんだなぁと新しい発見もあり、それでも実をつけてくれるお野菜たちに感謝しながらの農園作業でした。

写真はこの日、採れたたくさんのトマトたちです!
一般社団法人和の輪会

〒666-0013 兵庫県川西市美園町1-3 
宝泉ビル1F

A型支援事業所カフェパピーナ TEL0727-67-7511

〒666-0013兵庫県川西市南花屋敷1-4-26

就労継続支援A型作業所 Happy Smile
就労継続支援 B型作業所 With Heart